桜まつり
皆さんこんにちは!!こころです。今年の春も、桜がきれいに咲いている本山にお邪魔しています。初夏のような日差しが降り注ぐ今日、本山の境内では「桜まつり」が開催されています。わぁ、「桜まつり」ののぼりに誘われて、たくさんの人が次々と来場されますよ。
やぁ、こころちゃん。念法の「桜まつり」へようこそ。心配だった雨も朝早くにやんで、汗ばむぐらいの良いお天気に恵まれました。桜の花も少し散りはじめていますが、まだまだお花見を楽しんでもらえそうです。今年で念法眞教は立教85年を迎え、このお祭りは、それをお祝いする行事の一環で企画されたものなんですよ。
これまで私が取材したイベントは、2009年10月に開催された「ほの灯り金剛寺」とこの「桜まつり」で2度目です。「ほの灯り金剛寺」では、一般の来場者の方にも拝殿広場を開放していましたよね。今回も一般の方が参加できるイベントになっているんでしょうか?
はい。前回同様、一般の方にも開放された催し物です。「ほの灯り金剛寺」は、念法眞教の本山が主体となって一般の方をお招きした初めての試みでしたよね。しかし、この「桜まつり」は、大阪府下の信徒さんたちが、「もっと念法眞教を知っていただきたい……」という気持ちから、自ら企画し、運営された催しなのです。境内に並んだ模擬店や、ステージの上で繰り広げられるショー、みんなで参加できるアトラクションなども全て、信徒さんのアイデアと奉仕によるものなんですよ。
へぇ、すべて信徒さんたちで催されているんですかぁ。それはすごいですね!模擬店もアトラクションも、全て無料で楽しめるのがうれしいです。ステージの音響設備なんて、プロさながらですね!!まさに「お祭りに来た!」という感じがして、とってもワクワクしてきます。
あら?広場に出ると、「地震体験車」が目に飛び込んできましたよ。これも信徒さんのご奉仕によるものですか?
この地震体験車は、大阪市消防局の皆さんのご協力です。今年はちょうど阪神淡路大震災から15年目の年ということもあり、地震の恐ろしさを忘れない様にこのイベントで体験できるコーナーを設けたんですよ。
本当だ。消防士さんたちが来ていらっしゃいますねぇ。だけど、念法さんのお祭りに来て地震体験車に乗れるとは思ってもみませんでした。
日頃お世話になっている地域の方々へ、少しでも貢献できればという考えから、公共団体の方々にもご参加いただき、 このような企画にも踏み切りました。これからも、このように地域と一体となったイベントができればいいなと思っています。
なるほどぉ。普段ではなかなかできない体験に、来場者の方々も興奮気味ですね。ステージでは、ヨガ教室や、一般参加のカラオケ大会が始まったみたい。ふふふっ。皆さんとっても盛り上がって楽しそう。ポカポカした陽気にご自慢の歌声も響いて、ほのぼのとしたいいお祭りになりましたね。「ほの灯り金剛寺」の荘厳で煌(きら)びやかなイメージとはまたちがって、いつもより念法さんをより身近に感じられて、アットホームな雰囲気いっぱいの「桜まつり」でした。来年もまた、ぜひ来てみたいです。
インタビュー
お祭りの企画・運営お疲れ様でした。「桜まつり」を企画されたきっかけって、なんだったんですか?
この「桜まつり」は、念法眞教85年祭にちなんで行われた行事の一つですけど、本当はずっと以前からやりたかった催しなんです。本山はこんなにも広くて、春は桜もきれいだし、ご近所の住民の方もお迎えした文化祭みたいなイベントができたらきっと楽しいだろうなぁって考えていたんです。お越しいただいた皆さん、本当に楽しそうで、素敵な笑顔をたくさん見せてくださいました。親先生がおっしゃる「極楽浄土」を実現できた気がして本当に嬉しいです。またこのような催しを企画しますから、ぜひ遊びにきてください!
ご近所からお越しになられたそうですね。初めて入られた金剛寺はいかがでしたか?
今日初めて金剛寺に入らせてもらいました。普段はなかなか入ることのない場所ですから、お祭りがあると聞いてぜひ家族で行ってみようということになったんです。それまでは、「大きな建物だなぁ。何をしているところなのかな?」というのが正直な印象でしたが、入ってみて、その広さと美しさにびっくりしました。また、全て信徒の方のご奉仕だということにも驚きました。模擬店やアトラクションも家族みんなで楽しめて、子ども連れの私たちにはかなり充実したお祭りでした。またこんなイベントがあれば、参加したいと思っています。