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千手観音を通して

Y・Y(26歳 女性 大阪府)

母の勧めで参加した千手観音ダンス

昨年3月、総本山金剛寺で毎年4月に開催されている「花びより金剛寺」の、「千手観音ダンス」と「奉仕」への参加を呼びかけるメールを青年部の方からいただきました。

私は、千手観音ダンスが何なのかわからず、練習の予定も合わなかったため、奉仕のみ参加させていただきました。

当日、奉仕をしながら千手観音ダンスを初めて見て、「キレイだな。みんな楽しそうだし、私もしてみたいな」と思いました。

それから3ヶ月余りが過ぎた7月末、「10月の『ほの灯り金剛寺』の千手観音ダンスに参加してもらえませんか」というお誘いのメールが青年リーダーから届きました。

春に見たダンスを思い出し、やってみたいとおもう半面、人付き合いが苦手な上に青年部に参加していない私が、みんなの輪に入れるだろうかと不安で迷いました。

そこで母に相談したところ、「若い今しかできないことだから、参加してみたら」と背中を押してくれたので、参加することにしました。

笑顔の歓迎で不安が楽しみに変化

初練習の日、顔合わせをすると、前から参加しているメンバーが「参加してくれてありがとう!」と笑顔で歓迎してくれました。

みんなの輪に入れるか不安だった私ですが、温かく迎えてもらえたことに驚くとともに、みんなの思いが伝わってきて、不安は一瞬にして「これからの練習や本番が楽しみ!」という気持ちに変わりました。

青年会のリーダーは、思うようにメンバーが集まらないため「1人でも多くの青年さんに参加してもらい、明るい方向に進ませてもらえますように。そして、参加した人が仏様のご縁にふれ、本当の信心に導かれますように」と、いつも祈っていたそうです。

そのことを知った私は、「だからとても温かい雰囲気だったんだ。そのおかげで私も仲間に入れて、すぐに打ち解けることができたんだ」と、ありがたく思いました。

心ひとつに踊れて胸がいっぱいに!

それから毎週日曜日の午前中、ときには夕方まで練習に励みました。

みんなと会うことがとても楽しく、本番に出られないメンバーも練習に参加してサポートしてくれて、徐々にみんなの心がひとつになっていくのを実感しました。

本番を迎える前には、「自分自身、ミスの無いように。メンバーが心をひとつにして踊れますように。そして、ダンスを見た皆様が幸せになれますように」と願って、ご祈願を申し込みました。

そして当日、メンバーが一丸となり、皆様の幸せを願いながら、心を合わせて楽しく踊ることができ、ダンスを見てくださった多くの方々から大きな拍手をいただきました。

また、奉仕をしながら見てくれた母や弟、後日ビデオで見てくれた祖父母も、想像以上に喜んでくれて、達成感で胸がいっぱいになりました。

仏様、家族、まわりの人に感謝

以前の私は、お寺には月1回くらいお参りして、境内の草刈りや花植えのお手伝い、堂内係などの奉仕をさせてもらっていましたが、目上の方々と一緒にさせてもらうことがほとんどでした。

それが、千手観音ダンスに参加したことで、同世代のみんなとひとつのことに取り組むことができ、挨拶を交わす程度だった人と、お互いのことを話したり聞いたりできるようになりました。

引っ込み思案な私が、こうして青年部の行事に参加でき、初めて同世代のみんなと打ち解けることができたのは、仏様のおかげだと心から感謝しています。

そして、曾祖父母から念法を信心し、祖父母、両親へと継承してくれたことにも感謝しています。そのおかげで今の自分があるのです。

仏様に導かれ、家族やまわりの人に支えられて、私は本当に幸せです。これからもどんどん人の輪に入っていき、世の中のお役に立てるようになりたいと思っています。