読込中

私たちの地球を守るために

Y・R(10歳/女性/兵庫県)

環境日記で2つの賞を受賞

私が通う小学校は、「みどりの小道」環境日記に参加しています。これは、環境をテーマにした日記を書くことで、身近な地球環境について考えたり、話し合ったり、行動したりすることを目指す、環境教育プロジェクトです。

私は去年の6月から8月まで環境日記に取り組みました。そして、念法で教わった、ものを無駄にしない工夫を実践していることを日記に書きました。

すると、「みどりの小道」環境日記コンテストで、銅賞をいただきました。そして、食品会社から「残さず、おいしく、『エコうま』!」賞もいただくことができました。

念法の教えが地球環境やエコに役立ち、2つも賞をもらえたので、とてもうれしかったです。

「念法たわし」をほめられた!

夏休みに念法寺の子供会に参加したときに、「念法たわし」のことを教えてもらいました。それで環境日記に、「私が行っているお寺では、カレーを食べたあと、たくあんできれいにします。お皿をきれいにすると、洗う手間も少なくできます」と書きました。

そのことを、賞をくださった食品会社の人から「とても印象的でした。どこのお寺ですか?」と聞かれたので、「念法寺です」と答えました。念法の教えをほめてもらったことが、とてもうれしく感じました。

また、余ったカレーを無駄にしないようにカレードリアにアレンジしたことや、玉ねぎを長持ちさせるためにネットに入れてベランダに吊るしていることが、食品会社の冊子で紹介されました。

たくさんの無駄を反省

環境日記を書く前の私は、日本はとても豊かな国で、食べ物があふれているのが当たり前だと思って、食べ物を残していました。水や電気もタダだと思っていて、水の出しっぱなし、電気の点けっぱなしなど、たくさんの無駄をしていました。

でも、このプロジェクトに参加して、地球温暖化や環境汚染などを学び、世界には食糧不足や水不足で苦しんでいる人がたくさんいることを初めて知りました。私は、今まで食べ物を残していたこと、水や電気を無駄にしていたことを反省し、残さず食べること、水や電気を大切に使うことを心がけるようになりました。

「一粒の米、一滴の醤油も粗末にしない」という念法の教えをしっかり実践していきたいと思います。

家族や友だちと仲良く、楽しく!

環境日記が終わったあとも、地球を守るために、できることを続けています。「冷房の温度を28℃にする」「できるだけ冷房を使わずに扇風機を使う」「夜は窓を開けて寝る」「水はこまめに止める、電気はこまめに消す」「ゴミの分別をする」などです。4歳の妹も「電気を消してきてね」とお願いすると、消しに行ってくれて、家族みんなで仲良くエコに取り組んでいます。

念法寺では、念法たわしや節約の他にも、いろんなことを教えてもらっています。私は、教えてもらったとおり、友だちの悪口を言わないで仲良くすることを心がけているので、学校がとても楽しいです。

これからも、家族、友だちと仲良く、勉強も頑張って、世の中の役に立つ人になりたいと思っています。