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阿南念法寺

阿南念法寺
〒779-1510

徳島県阿南市新野町馬見31

TEL:0884-36-2259

四国での念法の教線の足がかりになった阿南念法寺

阿南念法寺
四国ならではの風習、お遍路さん

徳島といえば、やはり「阿波踊り」。毎年お盆には130万人以上の人出にあふれ、徳島は阿波踊り一色になります。また四国八十八ヶ所巡りの「お遍路さん」 も有名です。阿南市にも四国霊場の札所が三ヶ寺あり、全国から多くのお遍路さんが訪れます。また、特産物としてスダチやヤマモモは、日本一の生産量を誇り、そのほか海や山のレジャーも盛んな徳島の魅力は一言では語り尽くせないでしょう。

四国での念法の教線の足がかりになった阿南念法寺

阿南念法寺
昭和36年、新野町の阿南念法教会にて日想観をされる親先生

阿南念法寺は、昭和27年4月、兵庫県の野間谷念法寺から長谷川きよの師が、徳島県那賀郡椿泊町の信徒宅を足場に、那賀郡一帯を布教されたことにはじまります。翌昭和28年8月には、信徒の切なる願いで開祖親先生がはじめて四国に渡られ、徳島県・新野町の信徒宅で2日間にわたるご親教が行われました。連日100人を越す参拝者で会場があふれかえり、十畳三間の襖をはずした三十畳の座敷ではとても入りきれず、外にテントを張り、筵(むしろ)を敷いた場所に座っていただくほど、多くの人々が集まりました。

阿南念法寺
昭和45年阿南念法教会の前で親先生を囲んで

そんな中、親先生はお伺い者一人ひとりに親身にお応えになり、多くの人をお救いになりました。さらに信徒の切なる願いから、福井村でもご親教が行われ、新野と福井それぞれに念法の道場が誕生しました。その後、この2つの道場は合併し、昭和29年に阿南念法教会が開設されました。

その後も歴代の住職が布教に心血を注がれ、昭和48年11月には、現在の地に新道場が建立されました。阿南へのご親教は、実に親先生26回、二代燈主様10回。八十八ヶ所霊場巡りで知られるように、信仰心の厚い四国・阿南の信徒たちは、日々親先生の教え実践に努めています。