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念法パワースポット

念法パワースポット
こんにちは!こころです。これまで本山から色々なレポートをお届けしてきましたが、ずっと気になっていたことがあるんです。それは、本山に足を運ぶと、自然と心が落ち着くということなんです。特に私は祈願本堂が好きで、あの空間に居るだけで、不思議と「がんばろう!」という力が湧いてきます。私は密かに、祈願本堂は「パワースポット」なんじゃないかと思ってるんですよ。
ははは、パワースポットか。こころちゃんはなかなか面白いことを考えるのぉ。確かに、やる気が出る人、癒される人……感じ方は様々じゃが、本山にはそんな特別な気持ちにさせてくれる、人気の場所がたくさんあるんじゃ。
本当ですか!私、今日はそんな人気のスポット廻りをしてみたいです!

祈願本堂(きがんほんどう)

祈願本堂内陣
ではまずは、こころちゃんのお気に入り、祈願本堂じゃ。ここは念法ご本尊様がお祀りされているところで、内陣には「浄土曼荼羅(じょうどまんだら)」「三千仏曼荼羅(さんぜんぶつまんだら)」の厨子(ずし)が祀られておるのじゃが、この中には星祭りのヒナ型が納められているんじゃよ。本山修道生による朝夕の勤行はもちろん、参拝された方々の祈りは、自分や家族が納めたヒナ型にも向けられているということじゃ。そう思うと、もっとありがたい気持ちでお参りすることができるのではないかな?
なるほど。逆に考えると、ここでお祈りをすれば、他の方の幸せもお祈りできるということですよね。祈願本堂って、やっぱり素敵なパワースポットだと再確認できました!

九角如来堂(きゅうかくにょらいどう)

九角如来堂
九角如来堂の上階には、全ての元を生み出された神様「天御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)」がお祀りされておる。日本神話の国産みの神様「イザナギ・イザナミ」をはじめ、伊勢神宮の「天照大神(アマテラスオオカミ)」、出雲大社の「大国主大神(オオクニヌシノミコト)」も、この神様が始まりとされているんじゃよ。 そんな宇宙の根源とも言われる神様と、ご本尊様に一度に参拝できるお堂なんじゃ。
へえ!そんなすごい神様がお祀りされているんだ!!まさに金剛寺随一のパワースポットと言えそうですね!本山に来たら、毎回訪れたい場所がまた増えました。

開山堂(かいざんどう)

開山堂
ここ開山堂には、念法眞教の開祖である親先生をお祀りしているんじゃ。拝殿の御影堂に参拝したら、御真影を見上げてみるといい。開山堂の親先生ご聖像とちょうど目が合うようにつくられているんじゃよ。
本当ですか?私たちのことを、今でも親先生がしっかり見守ってくださっているんですね。
その通り。親先生は、「肉体という不自由な衣を脱いで法の衣に着替えたら、百人、千人に呼ばれても、いっぺんに飛んでいってやれるがな」というお言葉通り、今も私たちのそばでおはたらきくださっているんじゃ。親先生に直接感謝の思いを届けるには、この開山堂に参拝するのもいいかもしれんのう。

八大龍王のお社(はちだいりゅうおうのおやしろ)

八大龍王のお社
さて、続いては小さなお社を紹介しよう。八大龍王のお社といって、水の守護神である八大龍王の中でも、護法龍神(ごほうりゅうじん)の代表的な祭神である「難陀龍王(なんだりゅうおう)」をお祀りしているんじゃよ。お社の下、深井戸からは「白梅温泉」と呼ばれる温泉が湧いているのを知っていたかな?この温泉は、本山のお風呂はもとより、庭の散水や池の水にも活用されているんじゃ。
ええ?本山から温泉が??びっくりです。でも、本山を彩る花々がこんなに元気なのも、池を泳ぐ鯉がこんなに立派なのも、この温泉のおかげだと考えると納得できます。私も温泉、入りたくなっちゃいました!

神殿(しんでん)

神殿
最後は拝殿講堂の正面にお祀りしている神殿じゃ。四季花鳥欄間(しきかちょうらんま)や十二支蟇股(じゅうにしかえるまた)を左右に配し、「天照大神」をはじめとする八百万の神々をお祀りしているんじゃよ。念法眞教では、神仏神霊すべてを等しく崇拝しておる。災いのない世の中を願い、天地自然の恵みに感謝する心でお参りしてみてはいかがかな。
極彩色に彩られて、壮麗な雰囲気ですね。本山には色んなところに仏様がお祀りされていますが、たくさんの神様もお祀りされているんですね。私も仏様や神様に、世の中全ての人の幸せを願いたいと思います。
今回改めて本山の中を案内していただきましたが、知らない場所、素晴らしいところがまだまだたくさんありそうですね。金剛寺の新たな魅力を知って、もっと足を運びたくなりました。機会があれば、またパワースポットのご案内をお願いします!