旅からすの歌

こんにちは!こころです。この頃、「ほの灯り金剛寺」や「花びより金剛寺」などの催しを楽しみに本山へ足を運ぶことが多くなりました。来るたびに、さまざまなステージでの演奏や、境内の美しさ、それになんと言っても信徒さんのご奉仕によるおもてなしの温かさや細やかさに感動してしまいます。



なかなかよく見ておるのぉ、こころちゃん。実は、念法には長く受け継がれておる「旅からすの歌」というお神楽歌があるのじゃ。皆が着ておるのはその歌を歌ったり踊りをするときに着る法被や浴衣なんじゃよ。

それで、からすの絵が描かれているんですね。ところで、「旅からすの歌」って一体どんな歌なんですか?



なるほど。「旅からすの歌」の歴史は、ここから始まったんですね。
伊勢神宮神勅奉答参拝(いせじんぐうしんちょくほうとうさんぱい)

「旅からすの歌」ができたとき、親先生はある夢を見たそうじゃ。その夢には、猿田彦命(さるたひこのみこと)が伊勢神宮の内宮である天照皇大神(あまてらすおおみかみ)の使者として現れ、あるお告げを授かったという。なんでも、天照皇大神は、わが国を大事に思う親先生のお考えに深く信頼を寄せられ、この歌を歌い、舞を舞いながら日本全国を巡教して国民の和合団結を訴え、日本の復興に努めるように……ということじゃったそうな。

猿田彦命は私も知ってます。日本の神話に出てくる神様ですよね。学校の課題で調べたことがあるのですが、確か天狗のモデルになった神様ですよね?

その通り。こころちゃんは勉強熱心じゃのう。天照皇大神の孫にあたる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の道案内をしたことから、旅人の神様として祀られているんじゃよ。

わぁ、日本全国を巡教するようにだなんて、「旅人の神様」からのお告げなら心強いですね。私も知ってる神様が、こんな形で念法さんと関わりがあったなんてびっくりしました!



不思議ですね、先に起こることがわかっていらっしゃったのかしら。ところで、今ではもうその奉答参拝は行われていないんですか?

いやいや、平成17年の伊勢念法寺が新しく建て直されたの機に「旅からすの歌」の歌碑が境内に建てられ、奉答参拝は毎年12月に行われるようになったんじゃよ。こうした取り組みからも、伊勢神宮と念法眞教とは関わりが深く長いお付き合いをさせていただいておる。また、地元信徒の青年たちが、「旅からすの歌」について学ぶことで、同時に伊勢神宮のことも学ぶきっかけになり、地域への貢献心を育むことにもつながっておるようじゃ。


