ほの灯り金剛寺
ほの灯り金剛寺
令和7年(2025年)8月22~24日、総本山金剛寺にて「ほの灯り金剛寺」を開催しました。
例年、9月下旬に開催していた「ほの灯り金剛寺」を、今年は立教100年大祭特別行事として、3日間にわたって開催しました。初日の8月22日には、立教100年大祭記念団参で帰山していた信徒が参加。拝殿前広場一面に広がる灯り絵巻を楽しみ、荘厳にライトアップされた浄土庭園を回遊して、静かなひとときを過ごしました。
2日目は、全国青年大会に集まった青年信徒たちを対象に開催。石舞台のステージでは、「コンコース+神原宇紀」ユニットによる陽気なアイリッシュ音楽とダンス、「ハナジョスとコンチョコンチョ」によるジャワ島の民族音楽・ガムラン演奏などが披露され、ほの灯りに包まれた幻想的な夜を思う存分楽しみました。
8月24日には、一般公開の「ほの灯り金剛寺2025」を6年ぶりに開催。多くの地域の方々でにぎわいました。開場と同時に、歩き雅楽の先導で現證門(げんしょうもん)から、大小さまざま、色とりどりの灯りが彩る拝殿前広場へ。初の一般公開となった石舞台では、尾辻優衣子さんによる二胡演奏、念法青年会による「千手観音ダンス」が披露されました。その後、雨が降り出したため、来場者を堂内にご案内し、拝殿礼拝堂でステージを再開。「天王寺楽所 雅亮会」による特別公演が、荘厳な内陣を舞台に行われました。和宗総本山 四天王寺は、立教当初に開祖親先生が辻説法をされて以来、深いご縁で結ばれた特別な存在。その四天王寺に伝わる古式ゆかしい舞楽を、念法ご本尊様ご照覧のもと、ゆったりと堪能することができ、感慨深い一夜となりました。