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苫小牧念法寺

苫小牧念法寺
〒053-0814

北海道苫小牧市字糸井388-10


TEL:0144-72-7939

北海道を代表する工業都市、苫小牧市

王子製紙苫小牧工場と奥にそびえるのは樽前山
王子製紙苫小牧工場と奥にそびえるのは樽前山

北海道南部の太平洋沿岸に位置する苫小牧市は、明治期から製紙業が発展し、「日本一の紙の都市」として有名です。市内中心部には紅白の大きな煙突がシンボルの王子製紙苫小牧工場があり、この工場は世界でも最大級のスケールで、紙の安定供給を支えています。
また、市北西部にそびえる樽前山は、世界的にも珍しい三重式の活火山です。市内から七合目ヒュッテまでは車で行け、七合目からは約50分で頂上まで登ることができるので、高山植物を楽しみながら本格的な登山ができる山として市民に親しまれています。

苫小牧念法寺は、北海道の空の玄関、新千歳空港からほど近い 便利な場所に建っています。

札幌に続き、北海道で2番目に開設された苫小牧念法寺

ご親教のあと、信徒と楽しげに談笑される親先生
ご親教のあと、信徒と楽しげに談笑される親先生

昭和42年7月、北海道で初めての開祖親先生ご親教が札幌で行われました。その時の参拝者の中に、のちに苫小牧念法寺初代住職となる谷垣珠現師の姿がありました。その後、谷垣師は昭和46年1月に本山での修養科を受講し、「仏さまがお喜びくださるなら、身命をなげうってでも……」と不退転の決意を固められ、苫小牧市内の一軒家を拠点に布教活動に邁進されます。昭和46年11月には苫小牧布教所が市内矢代に開設され、昭和47年4月には苫小牧念法教会が発足して谷垣師が初代住職に就任しましたが、わずか1年足らずの間に百数十世帯を導くという素晴らしい伸びを示したのです。
同年5月には、苫小牧で初めての親先生ご親教が行われました。念法の教線はますます広がり、市内綿岡に道場が建設され、翌昭和48年9月30日には盛大に入仏慶讃法要が営まれました。


教会発足からわずか1年5ヶ月で、信徒六百二十世帯の導きと道場建立という飛躍を遂げ、苫小牧の地に浄土建設の足場をしっかりと築きました。

昭和47年5月、信徒宅での初親教の折りに、日想観を信徒に披露する親先生。
昭和47年5月、信徒宅での初親教の折りに、日想観を信徒に披露する親先生。

その後も親先生は毎年のように北海道に渡られ、苫小牧でのご親教は、実に12回を数えました。その間に念法の教線も千歳をはじめ帯広や釧路など道内各地にまで広がり、苫小牧も綿岡の道場ではもはや手狭となり、昭和55年に現在の市内糸井宮ノ森団地の一角に土地を得るに至りました。約3万坪もの広大な敷地に二代燈主様のご指示のもと、全国支院の中でも最大規模を誇る大道場が平成元年に完成し、翌平成2年9月30日には、くしくも綿岡の道場と同日に落慶法要が行われました。

地域の皆さんのお寺として、交流を深める苫小牧念法寺

地域の防災避難所として防災講演会を本堂で実施
地域の防災避難所として防災講演会を本堂で実施

苫小牧念法寺では、広大な敷地を活かして、地域交流を活発に行っています。地域からお寺を防災避難所としての認定の依頼があり、平成29年2月に苫小牧市との間で防災協定を締結しました。境内で避難訓練が行われたり、本堂で防災の講習会が開かれたりと、苫小牧念法寺が地域の方々の安心・安全に貢献させていただけるのは、喜ばしい限りです。

これも、二代燈主様から「この大きなお寺は、何かの折りには地域の人たちにも使っていただくのや」とのお心をいただいたからこそ。身近なお寺として、住みよい世の中づくりのために少しでもお役立ちできればと日々活動しています。