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生駒別院

生駒別院
生駒別院
〒575-0014
大阪府四條畷市大字上田原1227-1
電話番号:072-869-0304

霊峰・生駒山の中腹に建つ、生駒別院

生駒別院から奈良市内の中心部を望む
生駒別院から奈良市内の中心部を望む

生駒の地は、古くから大阪(難波)と奈良(大和)を結ぶ交通の要衝として知られた、歴史ある古い町です。生駒山は、修験道で知られる山岳仏教の聖地として、古来より多くの修験者が修行した場所といわれています。その代表的な寺院と称されるのが、「生駒の聖天(しょうてん)さん」と呼ばれて親しまれている宝山寺(ほうざんじ)で、毎年300万人余りもの参拝者が訪れます。また、生駒山頂には遊園地があり、そこから奈良と大阪の街を眺める360度の展望は絶景で、大阪の奥座敷と称されるほどです。そんな霊峰・生駒山の中腹に、生駒別院が建っています。

生駒別院は、念法眞教の研修道場を兼ねた奈良県下の人々の帰依所

昭和51年、奈良ドリームランドを借り切って行われたご親教の際、信徒に囲まれて笑顔の親先生
昭和51年、奈良ドリームランドを借り切って行われたご親教の際、信徒に囲まれて笑顔の親先生

開祖親先生が、奈良県下の人々を救済せんがために、生駒山北部の田原山の土地約5千坪を買い求められたのは、昭和31年のことです。その後も周辺の土地を購入し続ける中、親先生のご意志を受け継がれた二代燈主様が、「時至る」として阪奈道路沿いの田原山の土地を造成し、ここに念法眞教の研修道場を兼ねた奈良生駒地域の人たちの帰依所、教化道場となる生駒別院を建立されました。平成4年9月4日には、道場完成の落慶法要が厳かに執り行われ、多くの信徒たちが集まり、祝いました。

整地や植林の作業に精を出す信徒の皆さん
整地や植林の作業に精を出す信徒の皆さん

新道場の建設当時、はげ山のような広大な敷地を地元信徒はもとより、本山や近隣支院の信徒の皆さんのご奉仕を得て、樹木を植林し、道路を整備するなど、信徒がひとつになって取り組まれました。2万2千坪にもおよぶ敷地内には、運動会も開催できる広い原っぱや農園、鶏小屋、遊水池などが設けられ、都市近郊とは思えない、そののどかな環境には心が安まります。また、敷地内の山林で間伐された檜木は、本山で行われる採燈護摩供の護摩木として利用されています。

平成4年9月4日、道場完成を祝う落慶法要の様子
平成4年9月4日、道場完成を祝う落慶法要の様子

2万2千坪の敷地を活かした、楽しい催しを四季を通じて開催

いろいろな催しができる原っぱ
いろいろな催しができる原っぱ
畑、鶏小屋などがある境内ののどかな風景
畑、鶏小屋などがある境内ののどかな風景

緑の木々に包まれ、鳥のさえずりが心地よい生駒別院の環境は、慌ただしい都会の生活を忘れさせてくれます。念法眞教本山の別院として、お寺には多くの青年や子どもたちが集まり、キャンプや合宿など都会では体験できない自然とのふれあいを楽しんでいます。

毎年12月29日にはたくさんの信徒が集まってお餅つき大会を開催
毎年12月29日にはたくさんの信徒が集まってお餅つき大会を開催

生駒別院では、こうした豊かな環境を活かして四季折々のさまざまな催しが毎年行われます。春には、参道の桜並木で花見が楽しめる桜まつり。夏には、盆踊りや模擬店など、信徒も地域住民の方々も楽しめる納涼祭を催しています。また、秋になると敷地内の畑で子どもたちにイモ掘り体験を楽しんでもらい、年末にはクリスマス会やお餅つき大会が行われます。中でも、毎年12月29日に行う大お餅つき大会は、本格的。薪(まき)の火力でもち米を蒸し、90キロものお餅を手際よくつく姿は、まさにプロ並みです。本山での「ほの灯り」や「花びより」などの催しでもお餅つきの実演で、おなじみの方も多いのではないでしょうか。