熊本念法寺

〒861-8083
熊本県熊本市楡木2-11-140
電話番号:096-338-4343
自然、歴史、文化、グルメなど魅力あふれる熊本

熊本市は、九州のほぼ中央に位置し、人口約74万人、九州では福岡市、北九州市に次いで3番目に人口が多い政令指定都市です。熊本は「火(肥)の国」ともいわれていますが、実は「水の国」でもあります。東方にそびえる阿蘇外輪山一帯に降り注いだ雨が地下に浸透し、約20年かけて平野部に達します。この豊かな地下水によって、熊本市の水道水はまかなわれているという、水の豊かな国なのです。

熊本といえば「くまモン」が有名ですが、なんといっても熊本城です。日本三名城のひとつで、「武者返し」と呼ばれる美しい石垣の形状は、当時のままの風格を漂わせています。また世界最大級のカルデラ式火山である阿蘇山や桃山式の優美な回遊式庭園「水前寺成趣園」など、見所満載です。そして名産といえば馬刺しに辛子レンコン、熊本ラーメンなど、熊本の魅力は尽きません。
道場の引っ越しは実に7回、七転び八起きの熊本念法寺

昭和30年、熊本の美容学校の校長であった加藤誠顕氏(初代熊本念法教会長)が縁あって本山に参拝、入信。その後、ご本尊を勧請し、熊本市内の別宅に奉祀して熊本念法教会が誕生しました。そして翌年の昭和31年6月、熊本市内の農業会館で開祖親先生の熊本初親教が行われました。初親教での親先生のご法話は、「いろはのいの字」の意味の説明からはじまりました。そして「口は上あごが動くか、下あごが動くかーー下あごが上に添っていくのだ」、「念法の道は、アイウエオからはじまる」などの教えを説かれ、多くの人が仏縁に目覚めました。以降、親先生のご親教は4回、二代燈主様の囲む会は8回に及び、熊本の地に念法の教線が広がっていきました。

熊本念法寺は発足以来30年もの間、仮道場ばかりでご本尊様をご遷座すること実に7回。そして昭和60年7月5日、ささやかながら念願の自前の道場を建立しました。まさに七転び八起き、ようやくご本尊様をご奉安することができ、信徒一同喜びにあふれました。