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八大龍王姫松明神年次大祭

八大龍王姫松明神年次大祭

令和7年(2025年)10月7日、奈良県十津川村にて「八大龍王姫松明神年次大祭」を執り行いました。

  • 八大龍王姫松明神年次大祭

昭和24年、ご巡教中の開祖親先生が夢をご覧になり、山中の滝に現われた女神が「私が棲むところの隣に良い山林がある。そこの木を伐って本部道場を建築するように」と告げられました。翌年、十津川村ご巡教中にその話をされると、人々は「ネコマタの滝ではないか」と、親先生をご案内しました。まさに夢で見たのと同じその滝に、親先生が御神酒を含んでプーッと霧のように吹かれると、女神が現れて「私は八大龍王姫松明神である。念法の救いを信じ、教えを実行するものを必ず守護しましょう」と告げられ、昇天されたのです。そして、夢のお告げ通り、滝の上の山から木材が供養され、旧本部道場が建設されました。昭和58年には、ネコマタの滝の前に八大龍王姫松明神の社殿と、由来を記した碑が完成し、以来、毎年法要を行っています。

当日は、奈良県十津川村折立の八大龍王姫松明神社殿前にて、ご燈主様がご導師を勤められて神拝式を斎行。社殿奥のネコマタの滝に向かわれたご燈主様が、八大龍王姫松明神様に献酒をされました。

  • 八大龍王姫松明神年次大祭
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続いて、ご燈主様より「親先生が仏様のことをされる前のこと。困っていた男性に部屋を貸したところ、ある日その男性が急に神がかりになり、『私は八大龍王姫松明神だが、7人の子どもと一緒に彷徨っている。なんとかしてほしい』と訴えたため、親先生は八大龍王姫松明神様をお祀りしてお助けになられました。後に女神が夢に現れたのは、決して偶然ではなく、ずっと前からの深いつながりがあったのです」とお言葉がありました。

続いて、十津川念法寺で奉告法要を奉修。午後は本宮念法寺で記念法話が行われ、ご燈主様とともに親先生への報恩感謝の思いを深める1日となりました。