四天王寺にて「聖徳太子千四百年御聖忌慶讃」念法法要を奉修
令和3年12月4日、和宗総本山四天王寺において、「聖徳太子千四百年御聖忌慶讃」念法法要が執り行われました。
聖徳太子が推古天皇元年(593年)に創建した四天王寺。今年は、聖徳太子がご薨去されてから1400回忌の節目の年となることから、さまざまな記念事業が行われています。中でも、聖徳太子の精神を次の100年に向けて継承していくための中心的行事が、「聖徳太子千四百年御聖忌慶讃大法会」(令和3年10月~令和4年4月)です。この期間中、聖徳太子をお祀りする「聖霊院(しょうりょういん)」を主な舞台に、22の各宗派本山による慶讃法要が執り行われています。
12月4日に執り行われた念法法要には、ご燈主様をはじめ15名が参列。「聖霊院奥殿」にて、厳かに慶讃法要を奉修しました。四天王寺での念法法要は、聖霊院奥殿落慶法要(昭和54年)、四天王寺創建千四百年祭慶讃法要(平成5年)に続いて3度目となり、昭和初期に開祖親先生が四天王寺境内で辻説法を行って以来長く続くご縁に、報恩感謝の思いを深める1日となりました。