沖縄戦殉難者慰霊祭
令和7年(2025年)10月24~26日、沖縄県各地にて「沖縄戦殉難者慰霊祭」を執り行いました。
教団では毎年、沖縄で戦没者の慰霊を行っていますが、立教100年大祭の今年はご燈主様が沖縄を訪問され、3日間にわたって慰霊祭を執り行いました。10月24日には、激しい戦闘で多くの尊い命が失われた沖縄戦南部戦跡を慰霊巡拝。野戦重砲兵第一連隊の英霊をお祀りする「山吹之塔」、看護学徒として犠牲になった白梅学徒隊をお祀りする「白梅之塔」、3万5千柱をお祀りする沖縄最大の慰霊塔「魂魄之塔」にて、ご燈主様とともに戦没者の御霊をお慰めしました。
10月25日、沖縄平和祈念堂にて、念法の御詠歌踊りを奉納し、献花、千羽鶴の奉納を行った後、ご燈主様がお導師をお勤めになり「沖縄戦殉難者慰霊法要」を奉修しました。午後には、沖縄念法寺にて記念ご法話を開催。また、教務総長一行が平和祈念公園内の慰霊塔を巡拝し、「黎明之塔」「沖縄師範健児之塔」にて鎮魂の祈りを捧げました。
10月26日には、名護市の名護高等学校内にある「南燈慰霊之塔」にて慰霊勤行を奉修。従軍して若い命を散らした方々の御霊をお慰めし、世界恒久平和の実現をお誓いしました。3日間の慰霊祭を終えられたご燈主様は「立教100年大祭の今年は終戦80年、戦後の節目と重なる10年ごとの年祭は、戦没者の方々への慰霊と感謝を深める年祭でもあります。犠牲となられた方々のおかげで今日の平和があることを忘れることなく、これからも慰霊に勤めてまいります」と話されました。
