念法歳時記 各行事の詳細な実施風景を、動画・写真付きでレポートします。

神戸念法寺新道場落慶平成27年(2015年)11月29日

こんにちは、こころです!
今日は、神戸念法寺の最寄り駅、JR兵庫駅前の広場に来ています。
これから神戸念法寺に向かって廿五(にじゅうご)菩薩おねり供養・稚児行列が行われると聞いています。

やあ、こころちゃん。
今日は神戸念法寺の新道場落慶法要が行われるんです。
平成7年の阪神淡路大震災でお寺が全壊して20年、ようやく新道場が完成したことを喜ぶとともに、神戸の街の復興をお祝いする思いも込めて、おねり供養を行うんです。

そうだったんですね。でも、どうして新しいお寺を建てるのに20年もかかったんですか。

信徒が工夫して守り続けた仮設プレハブのお寺

それには深い理由があるんです。
震災直後に被災地を訪問され、多くの方々が困窮されている様子を目の当たりにされた二代燈主様が、「街の復興が終わり、市民が安心して生活できるようになった後で、神戸念法寺を再建する」と指示されたのです。
それは、まわりの人の幸せを願い、自らは下座に徹する菩薩の姿を実践するためのご指示でした。
神戸の信徒たちは、二代燈主様の思いをしっかりと受け取り、仮設のプレハブを自ら補強・修理しながらお寺を守り続けてきました。
そして、街の復興を見届けた後、二代燈主様のお約束を果たすため、三代燈主様が新道場建設を指示され、今日の日を迎えたのです。

すごいなぁ・・・。
まわりの人の幸せを願うのが念法さんの教えだと知ってはいるけど、20年も仮設のプレハブで頑張るなんて、指示された二代燈主様も、それを守った神戸の信徒さんたちも、すごすぎます!

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和やか青年僧

さあ、おねりが始まりましたよ。
神戸念法寺まで約800メートルほどの距離ですが、総勢550名余りの行列が街を練り歩く様子は、なかなかの壮観です。
廿五菩薩をはじめ、青年献華隊、稚児など、さまざまなお役に家族そろって出仕している神戸の信徒も多く、皆さん喜びいっぱいに歩みを進めています。
おねり供養は、出仕した人はもちろん、拝んだ人も極楽往生できると言われていますから、居合わせた市民の方々も、きっとお喜びになっていると思いますよ。

こころちゃん

本山の境内以外でのおねりは初めて見たので、とても新鮮です。
信徒ではない方々も大勢見ておられるので、皆さん緊張しながらも、どこか誇らしげな表情に見えますね。





いよいよ神戸念法寺に到着です。
五色の布が飾られた真新しい新道場では、大勢の信徒たちがおねりの到着を拍手で出迎えます。

そして一行は、境内に設けられた祭壇に向かって整列し、桶屋教務総長の導師で「阪神淡路大震災横死者慰霊法要」を勤修。
震災で犠牲となられた御霊を供養するとともに、神戸の街が1日も早く極楽浄土のような住みよい街になるよう、教え実践に邁進することをお誓いしました。

突然の震災によって、多くの方々が家族を残して無念な思いのまま亡くなっておられることを思うと、その方々の分まで、私たちが頑張らないといけないと感じます。
人間の力で災害をなくすことはできないかもしれないけれど、神仏にお守りいただけるように、一人ひとりが正しい生き方をしていくことが大切なんじゃないかな。

和やか青年僧

午後は本堂で、多数のご来賓、全国から詰めかけた信徒とともに、「神戸念法寺新道場落慶慶讃法要」を勤修しました。
記念式典では、「念法の道場は住みよい世の中づくりの相談所。生まれ変わった新道場でも、悩みをもった人を導き、自分だけでなく、みんな一緒に幸せになろうと心がけてください」というご燈主様の「告諭」を桶屋教務総長が代読。

参拝した信徒一同、報恩感謝の心で住みよい世の中づくりに邁進することを誓い、喜びにあふれた1日を締めくくりました。

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