念法歳時記 各行事の詳細な実施風景を、動画・写真付きでレポートします。

花びより金剛寺2011平成23年(2011年)4月10日

こんにちは、こころです。
ああ、今日はなんていいお天気!!
いよいよ桜のきれいな季節がやってきましたね。
今年も春の金剛寺では、催しが行われるようです。

本山の桜も満開で、ちょうど見頃を迎えています。
念法では去年の春も、一般の方に境内を開放した「桜まつり」を開催しましたが、今年は装いを新たに「花びより金剛寺」として開催することになりました。
この「花びより金剛寺」は、うららかな春の日差しと美しい境内の花々を楽しんでいただくとともに、3月11日に発生した東日本大震災にて被災された方々へ、地域の皆さんとともに支援の輪を広げる「支援催事」として開催しています。

ご燈主様のご挨拶

被災地に向けて少しでもお役に立ちたいと思う気持ちは皆同じですものね。
たくさんの人が集まる催しで、皆が一つになって支援に取り組むのはとてもいいことだと思います。

開場時間の10時45分になると、来場者の方々が次々と広場に向かっていますよ。
私たちも行ってみましょう。


うわぁ!
広場には、満開の桜と数え切れないほどたくさんの風ぐるまが!桜の淡いピンク色と、鮮やかで色とりどりの風ぐるまのコントラストがなんともきれいです。
まるで、お花畑みたいですね。


広場に飾られた風ぐるまは、約10,000本。
朝から信徒のみなさんが、一つずつ手作業で飾り付けてくださったんですよ。
春の心地よいそよ風を受けてクルクルとよく回っています。

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東の空に向かって心を一つに〜東日本大震災慰霊の祈りからスタート〜


▲援金箱は皆さんの支援でいっぱい

わぁ、開場間もないというのに、設置された義援金箱にはすでに皆さんの支援のお気持ちがたくさん集まっています。
あら?広場の中央で赤い風船がたくさん揺らめいていますね。
吹く風の強さや方向で自在に形を変えて、なんだかおもしろいなぁ。


▲風まんだら

そうでしょう。
私たちはこれを「風まんだら」と呼んでいます。全体と個の関係を風船で表した曼荼羅(まんだら)で、震災後、世界からもたたえられている日本人の心のつながりの強さを表現しているんですよ。

なるほど。赤い風船の一つひとつが私たち日本人の心なんですね。
風が吹いてもバラバラにならず、しっかりと手をつないでいる様が心強いですね。


さぁ、こころちゃん、いよいよ「花びより金剛寺」の開会です。
まずは、東日本大震災の犠牲者の方々へ追悼の意を込めて、拝殿前からご本尊様に向かって、皆さまでご冥福をお祈りします。
広場から見る拝殿の方角は、東を指しています。はるか東の被災地に向けて皆さまの祈りを届けましょう。


▲たくさんの「花ねがい」

一つになった皆さんの気持ちが、春の空にのぼっていくようです。
お祈りを終えると皆さん広場の中央で、なにやら熱心に書いていますよ。
短冊のようなものみたいですけど・・・何を書いてるんですか?

あれは「花ねがい」と言って、皆さんのお願いごとを書いていただくリボンです。2本に分かれたリボン片方には、被災地の復興を祈ったメッセージ、もう片方にはご自身のお願いごとを書いていただいています。

願い事の書かれたリボンが次々に集まって、まるでお花みたいですね。
この温かいメッセージが、被災地に、そして多くの犠牲者の方々に届きますように・・・

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ステージから被災地へ元気を発信


▲広場に設置されたステージ

広場に設置されたステージで、楽しそうな演目が始まるみたいです。
ステージ前にいってみよっと。

ステージでは、念法ではもうおなじみの雅楽演奏や、念法青年会による千手観音ダンス、信徒のグループによるよさこいなどが披露されます。
平成7年に発生した阪神・淡路大震災の被災地・神戸からは神戸念法寺の皆さんが、傘おどりのパレードで、震災から立ち上がった元気を届けます。また、今年は地域のみなさんからのご参加もあるんですよ。

へぇ。今年は信徒さんだけじゃなく、地元の方々のご参加もあるんですか。それはとっても楽しみですね!!

ステージ出演者の皆さまから被災地へ応援メッセージ

雅楽演奏
雅楽演奏
(金剛寺楽人衆)

雅楽は日本の伝統的な音楽です。今日は、その美しい音色に被災地の皆さまへ復興の願いを乗せて演奏させていただきます。また、少しでも皆さまのこころが癒されればと思います。

千手観音ダンス
千手観音ダンス
(念法青年会)

千手観音のたくさんの手は、全ての人を残らず救うことを表しています。この度の東日本大震災の被災者の方が1人でも多く救済されることをお祈りして、千手観音のダンスを披露させていただきます。

子供よさこい
子供よさこい
(念法子供会)

被災地の皆さんに一日も早く笑顔がもどりますように。
一生懸命踊ります!!

傘おどりパレード/KOBEよさこい
傘おどりパレード/KOBEよさこい
(神戸念法寺)

16年前の大震災で経験したあのつらい思いは、私たちだけで充分だと思っていたのに。この大惨事を知ったとき、当時助けて頂いたことが走馬灯のように浮かんできました。電気もガスもない避難所に届いたおむすびがとてもありがたかった。
今度は私たちがお届けする番です。しっかりにぎったおむすびの中身は、「愛」と「笑顔」と「慈しみの心」・・・入れたいものはたくさんあります。
今日は仏様に私たちの真心を届けていただきたいと思います。明日に向かって頑張ってください。

The Chihaya よさこい
The Chihaya
よさこい
(鶴見区)

被災された方々が一日も早く元気になれるように、すべての人たちが笑顔になれるように精一杯踊ります。
がんばれ 東北!!
がんばれ にっぽん!!

まんてんYO ∞(インフィニティ)よさこい
まんてんYO
(インフィニティ)
よさこい
(鶴見区)

震災の犠牲になれた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。
このたび「花びより金剛寺」に参加できますことを心より感謝いたします。
元気をだして!!
立ち上がれにっぽん!!

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伽藍巡拝や模擬店コーナー 金剛寺で過ごす楽しい時間


▲伽藍巡拝

ステージでの催しは、どれも元気いっぱいで見ごたえがありましたね。
あら?
拝殿の横に人が集まっています。あそこでも何かが行われるんですか?

今回の「花びより金剛寺」では、金剛寺の堂内を見学していただける「伽藍巡拝」を行っています。
念法の修道生が、普段は一般の方々がなかなか入ることのできない堂内を一つひとつ丁寧にご説明しながらご案内させていただきます。

見学のコースは2つに分かれているんですね。
私はレポートで何度か入らせていただいていますが、金剛寺にとって一般の方々をこんな風にご案内するのは初めてですよね?

そうなんです。
堂内の伽藍には、念法の教えや歴史がたくさん刻まれています。それらをご説明させていただくことで、念法眞教のことをたくさんの人に知っていただくよい機会になればとても嬉しいです。
伽藍はとても広いので、「祈願本堂コース」と「拝殿コース」の2つのコースをご用意しました。


ん?なんだか美味しそうないい匂い。
広場の向こうに、たくさんテントが建ててありますね。
あれはもしかして・・・


▲ご奉仕の模擬店

ははは。さすがこころちゃん。鼻が利きますね。
そう、今年も信徒さんたちがご奉仕で模擬店をご用意されました。
つきたてのお餅に、お団子、コロッケや焼き鳥もありますよ。
数に限りはありますが、どうぞ楽しんで行ってください。

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みんなで希望の歌を唄ってフィナーレへ


▲義援金の謹呈

午前中から開催された「花びより金剛寺」もそろそろ閉場時間になりました。
鶴見区長様の代理として参加いただきました、鶴見区地域振興町会会長の木村武史様へ、集められた義援金が謹呈されます。木村様には鶴見区長様からのメッセージの代読とごあいさつをしていただきます。

インタビュー

この度「花びより金剛寺2011」の開催に際し、東日本大震災 被災地義援金にかかる募金箱を設置され、ご来場の皆さまに多大なご協力をいただき、誠にありがとうございます。本日ご協力いただきました義援金への皆さまのご厚志に対し、深く敬意を供しますと共に、感謝を申し上げます。

未曾有の被害をもたらした震災により亡くなられた方々にご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。大阪市では被災地の支援と復興のため、災害派遣医療チームや消防隊の派遣、物資の提供など全力をあげて取り組んでいます。復興に向けて懸命にがんばっておられる被災地の皆さまに対しまして、鶴見区としてこれからも継続して支援していきたいと考えておりますので、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

被災地の一日も早い復興を心から願っております。

日本赤十字 大阪府支部 鶴見地区長
大阪府鶴見区長
辰巳一也

鶴見区地域振興町会会長 木村 武史 様

本日は「花びより金剛寺2011」を東日本大震災支援催事として開催されましたことに心から感謝します。また、お預かりしました義援金は、日本赤十字社を通じて被災された皆さま方へお届けします。

本日参加された方々が一丸となって、被災地の復興への気持ちが込められたものと深く敬意を表します。被災地ではまだ多くの行方不明者もおられ、原発の問題もあり、復興の道も厳しいものがあります。われわれ鶴見区地域振興会も引き続き支援活動を行いますので、よろしくお願い申し上げます。

一日も早い復興を心から願っております。

鶴見区地域振興町会会長
木村武史

さあ、いよいよフィナーレです。
ステージでも活躍いただいた鶴見区のよさこいチーム「まんてんYO (インフィニティ)」のみなさんに衣装を変えて閉幕の踊りを踊って頂き、最後は人気アーティスト“ゆず”の「Hey 和」を会場の皆さんで歌って締めくくりです。


▲歌って締めくくり

広場を彩っていた風ぐるまが皆さんの手元に配られます。
ステージの上では青年会の方々がリードして、会場のみなさんもそれに続いて一緒に歌っています。

今日は、美しい花々や、色とりどりの風ぐるまもとてもきれいで、めいっぱい春を満喫できました。そしてなにより、ここに集まられた皆さん全員の温かい支援の気持ちが一つになるのを感じる1日となりました。
参加できて本当によかったです。

これからもこの本山で、素敵な催しをたくさん開いてくださいね。

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来場者の皆さんにも感想をうかがいました。

左:グレッチェン・グリーランさん(アメリカ)右:ウォン・ガイスラーさん(ドイツ)

友だちが念法の信徒で、今日は遊びに来ました。
とても広く、美しく、ピースフルな空間で気に入りました。またこのような催しがあれば、ぜひ来たいと思います。被災地の方々は、本当に大変だと思いますが、どうか気持ちを強くもって頑張ってください。

左:島村侑里さん(神戸念法寺)右:芦田晶子さん(神戸念法寺)

今日は、ステージでのよさこいに出演するために来たのですが、広場の風ぐるまがとてもきれいでテンションが上がりました。一般の人もたくさん来られているようで、これからもこんな催しが増えればと思います。今日は、被災地復興の祈りを込めて踊りました!

図越さんご一家(ご近所にお住まい)

去年鶴見区に引っ越してきて、ポスターでこの催しを知りました。初めて来ましたが、とても大きくてきれいなお寺ですね。来てみてよかったです。また催しがあれば来たいと思います。

吉沢さんご一家(ご近所にお住まい)

念法幼稚園に通っている娘のお友だちに聞いて来ました。今日みたいな催しが近所であるのは嬉しいですね。震災は大変ですが、だからこそ、私たちが日本を元気にするときだと思います。

写真集

花びより金剛寺2011 の様子を撮影してきました!

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